ハーブ村からのおしらせ

2016年の記事

2016年2月29日News

「スパイスカフェ(SPiCE Cafe)」
ハーブ豚を使ったスパイス料理、味の深みと漂う香りが魅力です

東京スカイツリーのある町としてすっかり全国区になった、墨田区押上エリア。観光客や御買い物のお客様で混雑するスカイツリーから、10分ほど歩いた住宅街の中に今回ご紹介する「スパイスカフェ(SPiCE Cafe)」はあります。

古民家を改造したお店は、一見見過ごしてしまいそうなエントランスから続く通路の奥にあります。玄関をはいると、おだやかな空間の広がりと時間のゆったりとした流れを感じ、何が食べられるのだろうというワクワクした気持ちになります。


  • お店は住宅街の中にあります。
    花や草木に囲まれたエントランスは洗練された雰囲気です。

  • 長い通路を奥に進むと古民家があらわれます。
    連日多くの食通が訪れるお店です。

お店の名前のとおり、スパイスを活かした様々な種類の料理を頂くことが出来ます。メニューの中ではポークを使ったカレーで「ハーブ豚」をご使用下さっています。大きめにカットされたバラ肉が入ったルーは、従来のカレーとはまた一味違ったスパイスのハーモニーと深みに浸れます。ハーブ豚は、一般的な豚肉より豚肉特有の臭みや脂っぽさが軽減されています。この特長は、スパイスの良さをダイレクトに伝え、柔らかく煮込まれたハーブ豚は食べ応えも十分です。どんなスパイスでこの味に纏まっているのか非常に気になるところですが、ひとえにオーナーシェフの伊藤一誠氏の探求の賜物でしょう、他店ではまず味わえない唯一の料理となってお客様を魅了し続けています。


「ポークカレー」
大きなハーブ豚のブロックと新鮮なスパイスの融合

シェフとハーブ豚の出会いは最初に修行されたイタリア料理店で、その後「スパイスカフェ」オープン当初からご使用くださっています。

シェフは、3年半で世界48か国を巡り、スパイスの奥深い魅力を自らの料理で伝えるため、2003年に出店されました。料理を提供し続けるうちメニューをそぎ落とした結果、スパイス料理にたどり着いたそうです。旅した中で特に印象的であったのは南インド料理とのこと、そのためスパイスカフェで提供している料理は南インド料理が中心です。毎年2月は1ヶ月間、料理の研鑽のために海外へ修行に出かけているとのこと、現在は洗練されたインド料理店の多いロンドンに関心があるとおっしゃっていました。また日本各地で料理教室をおこなったり、著書「SPICE CAFÉのスパイス料理」がグルマン世界料理大賞2015にてグランプリを受賞されるなど、スパイスについての様々な活動も幅広く行っています。


  • 一番人気の「ラッサムカレー」は店舗・通販で入手可能

  • 築50年以上の古民家を改築した店内

コース、アラカルトどちらでもオーダー出来ますが、来店の際は予約することをおすすめいたします。都内屈指の南インド料理ベースのカレーを味わえるお店「スパイスカフェ」で至福の時間をお過ごしください。


オーナーシェフ 伊藤一誠さん
スパイス料理のメニューの開発、研鑽に情熱的に取り組まれていらっしゃいます。

店舗情報 「スパイスカフェ(SPiCE Cafe)」
住所 東京都墨田区文花1-6-10
TEL 03-3613-4020
定休日 月・火曜日
アクセス 東京メトロ半蔵門線/都営地下鉄浅草線
押上駅B3出口より徒歩15分
URL http://www.spicecafe.info/

※ミシュランガイド東京2016でビブグルマンを受賞されました。